
上の子は自閉スペクトラム症(ASD)とADHDがあります。
小学校に入ってすぐ、忘れ物の多さに悩みました。
毎日のように何かを忘れて帰ってくる。
「どうしたら忘れなくなるんだろう。」
そう考えていた時、ふと思い出したことがありました。
実は、私自身も子どもの頃から忘れ物がとても多かったのです。
通知表にも「忘れ物が多い」と書かれ、よく先生に立たされていました。
反省はしているんです。
前の日に準備もしていました。
それなのに、なぜか忘れてしまう。
必ず何かを忘れてしまう毎日でした。
今思うと、原因はこんな感じだったと思います。

そんな私の子どもなのですから……
忘れますよね。
だから私は、「忘れないように頑張ろう」ではなく、「忘れてしまう前提で工夫しよう」と考えるようになりました。
例えば、
・ランドセルのポケットに「上着!!」と大きく書いたメモを入れる
・筆箱に「鉛筆がそろってから閉める」と貼っておく
そんな小さな工夫を続けました。
毎日の声かけやメモのおかげで、忘れ物は少しずつ減っていきました。
支援級だったこともあり、先生が協力してくださったことも大きかったと思います。
その頃、専門家の先生に言われた言葉が今でも印象に残っています。

私はその言葉を聞いて、とても気持ちが楽になりました。
「どうしてできないんだろう」と考えるのではなく、「この子にはどんな工夫が合うんだろう」と考えられるようになったからです。
忘れ物がゼロになったわけではありません。
でも、「忘れないように頑張る」より、「忘れてしまう前提で工夫する」。
それが、わが家には合っていたように思います。


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